【グランピング施設を見極める7つのポイント】星のやがグランピングではない理由を解説
投稿日:2023年4月18日 | 最終更新日:2023年10月3日
大自然の中で宿泊することをグランピングっていうの?
どこからどこまでがグランピングなのかよく分からない。。。
読者の中にこんな疑問をお持ちの方いらっしゃいませんか? 実際、最近のブームに乗っかるだけのグランピングと謳ってるのにそうじゃない偽グランピング施設があります。
この記事では、グランピング選びで失敗しない為に、気を付けないといけない偽グランピング施設の見極め方をグランピングが好きすぎて100回以上宿泊した経験を持つグランピングオタクの私が7つのポイントで詳しく解説します。
自然の中にあればすべてがグランピングというわけではありません
この記事を読めば初心者の方の「グランピングとは?」という悩みはもちろん、経験者の方にとってもグランピングを楽しむ幅が広がること間違いなしです。
本文が長くなってますので(本当は全部読んでほしいですが)あまり時間がない方は下記の目次から好きなところまで飛んで読んでね(^ー^)
はじめに:本記事の注意点
先に注意点を説明しますね。
本記事はあくまで私の独断と偏見で一般的な定義より厳しめにグランピングを定義しています。あまりそういうのが好きじゃない人はここから先は読まないでください。
え?グランピングの定義って人それぞれじゃん?
と言われてしまえば
はい、その通りです
というしかないんですが(-。-; 実際のところブームに乗っかるだけの
グランピングぶってグランピングじゃない施設が乱立しているのも事実です。
他のウェブサイトでは曖昧に掲載されてるグランピング施設も本ウェブサイト内ではグランピングとは言いません。
あくまで私個人の独断と偏見ですが皆さんのグランピング施設選びの参考になれば嬉しいです!
そもそもグランピングって何?
「グランピング」とは、”glamorous”(豪華)と “camping”(キャンプ)を組み合わせた造語で、豪華なキャンプを意味します。
ここまではどんなサイトを見ても書いてあることですよね?
ここからがとっても大事です。この後何回も出てきますから
豪華なキャンプ
これよく覚えておいてください。
最近「グランピング」と謳っておいて
全然豪華じゃない。
もしくは
そもそもキャンプじゃない
というのが多いんです💦
それでは早速グランピングの定義について本題に入ります。
グランピングの歴史や発祥の地などについてもっと詳しく知りたい方はこちら👇
グランピングを見極める7つのポイント
①そもそもキャンプなのか?
7つのチェックポイントの1個目ですがこことっても大事です。
豪華さを判断する前にそもそもキャンプなのか?という部分です。
分かりやすくいうとこんな感じ↓
出典:星のや富士
これね、確かに豪華だし大自然の中だけどグランピングじゃなくてホテルです。笑
キャンプじゃないwww
「星のや」がいいとか悪いとかじゃなくてね。
あと、たまにコンクリート施設の横にテントが建ててあるパターンもあるけど(笑)
それもグランピングじゃないです。
これがやりたければお金持ちの友達の家のお庭にテントを建ててグランピング体験しましょう
豪華なキャンプ
②プライベート感があるか?
これは改めて言うことでもないし当たり前のことなんだけど、グランピングではプライベート感がとても大事です。
理想形としては、やはり貸切だよね
もちろん貸切以外は全部ダメとかいうわけじゃないけど、プライベート感がまったくないグランピング施設って意外と多くて
それって全然ラグジュアリーでもグラマラスでもないじゃん
となるわけです。
やはりしっかりしたグランピング施設やこだわっているところは他のお客さんがいてもその人たちと関わることはありません。
雷鳥沢 出典:日刊スポーツ
いくら豪華でもパツパツだったら絶対嫌ですよね?
これってくつろぐためにはとっても重要なんですよ
せっかく大自然の中で宿泊してるのに自分たちのスペースが狭かったらガッカリ!💦
プライベート感というのはね、ベッドがあるメインのテントだけのことを言ってるわけじゃなくって、焚き火をする場所が共有スペースじゃないか、トイレとシャワーが共有だったりしないかもチェックしましょう!
豪華なキャンプ
③ロケーションはイケてるのか?
ロケーションについては「ひどい」っていう施設はあまりないと思います
やっぱロケーションありきで施設作ってるからね。
グランピングは非日常が重要テーマだからいい場所に泊まりたいのは当たり前。
必ずしも👆みたいな漫画に出てきそうな完成度である必要はないですけど、ダメなパターンの典型例としては住宅街の真ん中に施設があるやつ。
全然、非日常じゃない。。。
そのほかにも「あるある」としてはお部屋によって景色が良くないっていうパターン。
ホテルとかだったら「シティビュー」と「シービュー」で値段が違かったりするから、そこで「シティビュー」を選んだ人が海が見えないのは当たり前ですが。
グランピングの場合は”それありき”で泊まってるから部屋によって極端に景観が悪いことは許されないと思います。
出典:https://www.fuji-glamping.com/
例えばこんなグランピング施設で富士山が見えない部屋だったらもう帰りましょ。笑
意味ないし意味分からない。
ま、これはあまりないと思うけどねwww
正解のリアクションとしては
え?こんなところに泊まれるの?
が正解です♡
④エアコンがあるか?設備問題
よくよく考えたらすごいことだけどさ。
テントの中にエアコンがあるってすごいよね?笑
だけどグランピングの世界では当たり前です。
というかエアコンがついてないグランピング施設はグランピングではありません。
出典:https://www.resort-glamping.com/article/article_022/
ま、ここまでは当たり前のこととして。。。
グランピングの魅力は、エアコンや、Wi-Fiなど、快適な設備が整っていること。
アウトドアながら都会のホテルにも劣らない快適さで過ごすことができるのがグランピングです。
基本中の基本ですがトイレやシャワーがついてるか?など水回りはとっても大事です。
あるあるなのは”水回りだけガッカリ”のパターン。
キャンプ初心者の一番の不安は何より水回り問題。
特に女性にとっては最重要事項です。
ベストとしてはやはりトイレやシャワーなどの水回りが専用だったら文句なしです。
あと、アメニティなども含めて備品が揃ってるのかは大事。
完全に手ぶらで行けるところ。さらにいうと痒いところまで手が届く
こんなものまで置いてあるの?
っていうのが正解です。
⑤本当にグラマラスか?
これね、一言で豪華かどうか?を決めつけるのは無理。
ただね、グラマラスなんて言葉って簡単に使っちゃいけないと思うの。笑
だから例えばベッドリネンが安かったり小物がIKEAやダイソーで全部揃うものだったら少なくともグラマラスとは呼べないと思う。
IKEAやダイソーが悪いって言ってるわけじゃないよ💦
非日常を味わいに行ってるのに、我が家に置いてある小物と一緒かそれ以下だったら嫌じゃない?
ある意味ホテルより豪華でいてほしいの。
テントだからこそ。キャンプだからこそね。
え?テントの中なのにこんなものがあるの?
っていうリアクションが正解だと思ってます。
⑥清潔かどうか?←これ当たり前じゃないです
清潔さについては
当たり前じゃん!
の一言で終わらせちゃダメですよ!
ちょっとここはグランピングマニアとして解説します!笑
逆の立場で考えてみると分かるんだけどグランピング施設って掃除するのメチャクチャ大変なの分かりますか?
掃除機かけてベッドメイキングして終わりってわけじゃないんです。
現実的な話するとプール&サウナ付き、料理も込みでジャグジーもあってたき火まであって、我々お客さんたちはこれをメチャクチャに使い倒すわけです。笑
これを清掃するのって半端じゃなく大変だしチェックアウトからチェックインの数時間の間に完璧な状態にするにはプロに依頼することもあるわけですから費用も高いわけです。
出典:Savanna Private Game Reserve
清掃するだけじゃなくて薪を補充するのだってとんでもなく重労働だよね
だからね。正直、清潔感だけで見ると微妙な施設って多いの。
グランピングだからしょうがないか
じゃだめですよ。
グランピングだからこそ、そこ頑張らないと意味がないのです。
やはり流行ってるところは綺麗だし微妙なところは清掃度も微妙。
好循環と悪循環の典型例です。宿泊業。
だからね、結論から言うと流行ってるところに行くのがやっぱ正解だよ(笑)
答えだしちゃったよw
⑦料理は魅力的か?
7つのチェックポイントの最後は食事。
やはりキャンプと一線を画すのは料理だと思います。
出典:HANASYOBU
自分でキャンプ飯を作るのが好きな人を否定はしませんよ!!
ただ、グランピングは食事もすべて用意してくれて、後片付けもしなくていいっていうのが大きな魅力の一つです。
BBQがやはり一般的ですがそれ以外でもシェフがコースを作ってくれる場合もありますし、その時その時の地元の食材などで楽しませてくれるグランピング施設が多いです。
出典:japantimes
番外編
ここからはグランピング施設を見極める7つのポイントには入らないけど、グランピングを選ぶ時の大事なポイントなので番外編として書きました。
番外編については「なくてもいい」けど「あったら嬉しい」というものです。
①アクティビティ
アクティビティが何で番外編なの?
って思うかもしれないけどアクティビティはなくても別にいいと思うのです。
よく考えて見てください!
グランピングとかの宿泊施設って大体チェックイン15時くらいじゃないですか。
15時ぴったりにチェックインしたとします。
出典:APPTOPI
施設の中あれこれ見て「映え写真」撮って👆
ソファやハンモックでくつろぎます👇
あっという間に暗くなります👇
出典:HINATA
夕ご飯食べて↓
焚き火でもして
シャワーでも浴びちゃったらもうそろそろいい時間なんです。笑
出典:PRTIMES
施設にもしプールやサウナなんかあったらそれだけでもう時間は足らないです(^◇^;)
次の日もね、起きて朝食食べてコーヒーでも飲んだらもうチェックアウトです。
出典:OCEANS
と、ここまでこう書いてみるとまるで、「アクティビティなんてないほうがいい」みたいな感じになってますけどそういうことじゃないです!
施設によっては同じ敷地内に動物がいるところもあるし、湖でウェイクボードできたりするとこもあります。川で遊べるところもあるし、プールやサウナなどがついてるところもあります。
もしかしたらドローンが自由に飛ばせるところもあるかもしれません。
いや、知らないですけどw
あったほうがいいけど、なくても施設選びの基準にしなくていいよね?
ってことです。
というかそもそも、グランピングに行くこと自体がもうアクティビティな気もするね笑
ちなみにアクティビティの中で農業体験みたいなのあるけど、あれはちょっとね。笑
出典:農林水産省
私個人的にはですね。グランピングのような贅沢な場所に行ってるからこそ何もしない時間を大事に過ごしたいな、と思ってます。
ちょっとズレますけど私が大好きなプーさんの一幕があります。
ぜひ「何もしない」をしましょう!
②追加料金はないか?
これね、俺は強く言いたい。
そもそもグランピングっていう段階でキャンプの何倍も払ってるんだから、追加料金はないと思ってるわけ。
それなのに、焚き火するための薪の金額を別途請求したりね、そういう施設嫌い。
これについては掘り下げて書く必要もなくこれだけ。笑
まとめ
この記事では、グランピングと謳っているのに全然グランピングじゃない施設を見破るための7つのポイントを紹介しました。
本記事は繰り返しお伝えしている通り私個人の独断と偏見で書きましたが
なるほど!
と納得していただける部分も多かったのではないのでしょうか?(特に経験者の方には)
番外編として2つ書きましたが、実は他にもペットの件やSDGS、また料金についても書こうか迷っています。今後考えて順次追記していこうとも考えています。
本記事の目的は、せっかく行く人がガッカリするような場所を選ばないことです。
ストレートにいうと写真詐欺だらけのグランピングサイトが多いですからです。
まとめ文で過激だなwww
ただこの記事を読んでいただいた方はすでに判断基準は持っていると思いますので、施設選びの参考になることを願っています。
最後になりますがそもそもグランピングはめちゃくちゃ面白いです。
だからこそ愛を持って記事を書きました。
この記事が皆さんのグランピングライフにお役に立てることができたら嬉しいです。